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胃弱に有効なネキシウム・ニクズクとフェロミア

胃酸の分泌量が多すぎると、胃もたれや胸焼けになりがちです。
また粘膜がただれて、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を起こすこともあります。
このような症状を改善する薬がネキシウムです。

胃壁の細胞はプロトンポンプと呼ばれる酵素の働きで胃酸を分泌します。
ネキシウムはプロトンポンプ阻害薬として知られ、胃酸過多による消化器潰瘍や逆流性食道炎に効果を発揮します。
従来の薬よりも効き目に個人差が少ないと言われています。
このほかピロリ菌を除菌するときの補助薬としても用いられます。

ニクズクは漢方では健胃薬として有名です。
インドネシア原産の植物で、香辛料として使われるときはナツメグとも呼ばれます。
ペッパー・シナモン・クローブと並んで、世界4大スパイスのひとつであり、肉料理に好んで用いられます。
ニクズクは胃酸の分泌を直接抑える作用はありませんが、胃腸を温める効果があるとされています。
良い香りがするため、しばしば市販の胃薬にも配合されています。
冷えやすく胃が不活発な体質の方に向いた生薬と言えます。

フェロミアは貧血の治療に使われる薬で、主成分はクエン酸第一鉄ナトリウムです。
ヘモグロビンの原料となる鉄分を補給することで、貧血のほかうつや不眠などを改善します。
貧血は鉄不足だけが原因とは限らないので、服用する前に診断を受けましょう。
またフェロミアは胃腸にかなりの負担をかける薬で、胃痛や下痢・便秘などの副作用を訴える方がいます。
胃潰瘍や十二指腸潰瘍がある方は、慎重に服用する必要があります。
ネキシウムなどの制酸剤や、ある種の抗生物質との飲み合わせが悪いとも言われているので、他に服用している薬があれば医師に相談することが大切です。